こんにちは、shi-ki.です🌿
最近よく話題になる「ファスティング(断食)」ですが、
「お肌がきれいになる」「内臓が休まる」というポジティブな効果の反面、
「髪がパサついた」「抜け毛が増えた気がする」という声も。
果たしてファスティングは、髪にとって“良い”のか、“悪い”のか?
今回は、美容と健康のプロの視点で、髪質とファスティングの関係を科学的に解き明かしていきます。
📌ファスティングとは?簡単におさらい
ファスティングとは、「一定時間、固形物の摂取を控える健康法」で、
主に以下の種類があります。
タイプ | 内容 |
プチ断食(16時間断食) | 1日のうち16時間を食べない時間にする |
1日断食 | 丸一日、固形物を摂らずに過ごす |
3日ファスティング | 専用ドリンクや酵素のみで3日過ごす |
腸内環境改善、デトックス、代謝アップなどの効果が期待されていますが、栄養バランスの乱れや一時的な栄養不足も伴うため、注意が必要です。
🧬ファスティングが髪に与える“良い影響”
ファスティングには、髪にとってもメリットがあります。
✅ 1. 腸内環境が整い、ビタミン吸収が向上
断食により腸がリセットされ、ビオチン(ビタミンB7)や亜鉛などの吸収率がアップ。これらは髪の発育やハリコシに重要な栄養素です。
【2022年 日本抗加齢医学会報告】
断食後のビタミンB群の吸収率が平均20%向上したとのデータあり。
✅ 2. インスリン抵抗性が改善し、頭皮の脂性が改善
糖質過多によるインスリン過剰は、皮脂分泌の増加や炎症を起こしやすく、毛穴のつまり→抜け毛リスクにつながります。
ファスティングにより、これが改善され、頭皮の皮脂バランスが整いやすくなることも。
✅ 3. 活性酸素が減り、髪の老化スピードが緩やかに
ファスティングによりオートファジー(細胞のリサイクル機能)が活性化され、細胞の酸化ストレスが減少。
これが髪の黄ばみ・うねりの予防にも役立つ可能性があります。
⚠一方で注意すべき“髪への悪影響”も!
髪に良い作用がある一方、やり方を間違えると髪がボロボロになる危険性も…。
❗ 1. タンパク質不足による髪の構造劣化
髪は「ケラチン」というタンパク質でできています。
ファスティング中にタンパク質を十分に補えていないと、髪がやせ細り、パサつきやすくなります。
【イギリス皮膚科学会・2023年】
「1日30g以下のタンパク質摂取が1週間続くと、毛髪の太さが平均8%減少する可能性」と報告。
❗ 2. 鉄分・亜鉛・ビタミン不足で抜け毛リスク増加
ファスティングで多いのが、微量栄養素の不足。
特に鉄・亜鉛・ビオチンは毛母細胞の活動に不可欠で、欠乏すると**一時的脱毛(休止期脱毛)**の原因になります。
❗ 3. 無理な断食でホルモンバランスが崩れる
極端な断食や長期間のファスティングは、女性ホルモンや甲状腺ホルモンの分泌にも影響し、髪の成長サイクルが乱れることがあります。
🍵髪に優しいファスティングのポイント(shi-ki.推奨)
ポイント | 内容 |
タンパク質は絶対にカットしない | プロテインや豆乳、卵などで最低40g以上確保 |
酵素ドリンクの選び方に注意 | 果糖だけのものはNG、ミネラル・アミノ酸入りを選ぶ |
断食中・後に髪用サプリをプラス | 亜鉛、ビオチン、鉄などを意識して補う |
3日以上の断食は専門家の指導で | 美容目的なら「プチ断食+栄養確保」がおすすめ |
💡shi-ki.的まとめ|ファスティングは髪に良い?悪い?
✔ ファスティングは腸内環境の改善・酸化ストレス軽減という意味では髪にも◎
✔ ただしタンパク質・ミネラル不足を招くと、抜け毛やパサつきにつながる
✔ 「髪の栄養」だけは断たないファスティングが理想的!
shi-ki.では、**髪と頭皮の“内側ケア”**にも注目しています。
ファスティングを取り入れている方も、これからチャレンジしてみたい方も、髪や頭皮にやさしい“栄養バランス”のアドバイスを行っていますので、お気軽にご相談ください♪
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