白髪染めと普通のカラーの違い

今日は白髪染めについて説明したいと思います。

 

よくお客様に聞かれるのですが、

明るくするカラーと白髪染めとの違いをよく聞かれます。

 

基本的に違うところはあるのですが、カラーの仕組みとしての違いは多くありません。

 

例えばカラー剤の中身を単純に

10個に分かれてるとして、

ブリーチ剤はブリーチが10で色素が0になります

真っ黒のカラー剤とかになるとブリーチが1ぐらいで

色素が9みたいな感じです。

 

明るくするカラー剤ほどブリーチの割合が多く色素量が少なくなります!

なので白髪染め用ではない暗いレベルのカラー剤を使用しても白髪は染まります。

 

これが同じような部分です

違いの大きな部分としては、色素の濃さの違いがあります。

同じトーンレベルのファッションカラー剤とグレーカラー用の薬剤を比べた時に色素の濃さがグレーカラーの方が濃く作られている場合が多く見受けられます。

またひと昔前ですと、ブラウンベースの色素を入れないと白髪の入りが悪く色味にくすみが出てしまい濁った感じの仕上がりになってしまうために赤みのあるブラウンベースの白髪染めがメインでした。

最近のグレーカラーは赤みを抑えながら、しっかりと色が入り、濁らずに透明感のある仕上がりが可能なカラー剤が増えてきています。

この為、ファッションカラーにもグレーカラーの薬剤を使用することで、色もちが良くなるため使用されることが多くみうけられます。

このように大きな違いがないので、白髪染めでも、ファッションカラーでも希望の仕上がりに合わせて調合することが大切になります。

また次回、白髪染めとファッションカラーの違いを説明いたします。

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