今日は100%天然へナと、それ以外のへナ(ケミカルへナ)の違いを説明していきたいと思います
へナとは、へンナの植物の葉を粉末にしただけの物が100%天然のへナです!
葉を粉末にしただけのものなので、色は選べる事ができなく、天然100%のへナはオレンジ色にしかなりません
(白髪の部分がオレンジになる)
なので、ブラウン色やダークブラウン、ブラックなど1度のへナである程度しっかり染まるものは、まちがいなく天然のへナ100%ではありません
もし100%天然のものでブラウンに染める場合、まずへナで1度染めてへナを洗い流して、ヘナのみだと白髪はオレンジ色にしか染まりませんが、藍色の色素をもつインディゴ(ナンバンアイ葉)を先ほど染めた部分に被せることで、2種類の色素が重なり、濃いブラウンに染まるようになります。
この時の仕上がりは白髪の部分は緑色になり、12時間〜24時間ほどかけて自然酸化によって茶色に変色していきます
このように本物の天然のへナできちんと染めようと思うと、かなり時間がかかります
また、最初からヘナとインディゴを混ぜたものもありますが、デメリットとして2度染めに比べて白髪の染まりが弱くなります
そのため1度の染めで白髪が茶色に染まる染料を含んでいるケミカルへナが世の中に多くあります
へナの中に色素やジアミンなどを混ぜ合わせたものを天然へナといって売られています
こちらの物は染料やジアミンが含まれている為、白髪がきれいに染まります
通常のヘアカラーに比べると刺激やダメージの面では、やさしいタイプのカラーになります。
へナの中に違う成分を入れることで、天然100%のへナとは違う質感やアレルギー反応がでる可能性がでてきますので注意が必要です
天然100%として売られていたり、美容室でされている場合でオレンジ色以外の色で染まっている場合は気をつけてくださいね