天然ヘナとケミカルヘナ〜天然?ケミカル?ヘナの“真実”を見極めるために知っておきたいこと

  • 2025年2月22日
  • 2025年7月15日
  • ヘナ

本物は“色”で見抜ける!?天然100%ヘナとケミカルヘナの本当の違い

こんにちは。shi-ki.のブログへようこそ。

今回は、皆さんからもご質問の多い【ヘナの種類と違い】について、じっくり深掘りしていきたいと思います。

「市販の“ナチュラルヘナ”って安全なの?」
「天然って書いてあるけど、ほんとに安心して使っていいの?」
「ブラウンに染まったけど、これって本当に天然なの?」

こういった疑問の答えは、ずばり“成分”と“染まり方”にあります。

髪と頭皮にとことんやさしく、美しく。そんな視点で、正しいヘナ選びを一緒に学んでいきましょう🌿


■ そもそもヘナとは?~1種類の葉だけで作られる、シンプルな染料

本物の【天然100%ヘナ】は、原材料がたった一つ。

インドなど熱帯・乾燥地域に自生するミソハギ科の植物「ヘンナ(Lawsonia inermis)」の葉を乾燥させ、粉末にしただけのものです。

この葉には、赤~オレンジ色の色素成分「ローソン(lawsone)」が含まれており、髪のタンパク質(ケラチン)と自然に結びついて染まります。

つまり、

  • 色をつけるための化学反応は一切なし

  • 髪や頭皮への負担ゼロに限りなく近い

  • 仕上がりは白髪がオレンジ色に染まる

これが「本物のヘナ」の基本です。


■ 色を選べないのは“本物”の証拠

「え?オレンジにしか染まらないの?」と思われるかもしれません。

そうなんです。

天然100%のヘナは、“オレンジにしか染まりません”。

このオレンジは、黒髪にはほとんど影響せず、白髪だけがしっかり発色することで、ナチュラルなメッシュのような仕上がりになります。

もし「ブラウン」「ブラック」「ダークトーン」などに染まった場合、それは以下のいずれかです:

  1. インディゴ(ナンバンアイ葉)を混ぜた天然ハーブブレンド

  2. ジアミン染料やHC染料などを加えた“ケミカルヘナ”

これ、大きな違いです。


■ インディゴとの“2度染め”は、天然派の奥義!

白髪をオレンジじゃなく、ブラウンに染めたい方。

ここで登場するのが“インディゴ”です。
インディゴは藍色の天然色素を含み、ヘナと併用することで自然なブラウン~ダークブラウンに染めることができます。

この方法は、「2度染め」と呼ばれます。

  1. まず天然ヘナで白髪をオレンジに染める(約1時間)

  2. 洗い流した後、インディゴで再度染める(約1時間)

染めた直後は緑っぽく見えることもありますが、これは正常です。
12~24時間の酸化によって、ブラウン系へと自然に変化していきます。

▶︎ これこそ、天然100%でブラウンに染める唯一の方法です。


■ ケミカルヘナとは?“ナチュラル”の皮をかぶった化学染料

さて、ここで注意したいのが「ケミカルヘナ」。

これには以下のような成分が含まれることがあります:

  • ジアミン染料(アレルギー性のある酸化染料)

  • HC染料、塩基性染料(短時間で染まる化学色素)

  • 香料・保存料・その他化学添加物

多くの場合、“天然成分○%配合”や“オーガニック風”なパッケージになっているため、成分表示をしっかり確認しないと見抜けません。

💡 「オレンジ以外の色で1回で染まった」→ それ、ケミカルの可能性大です!

shi-ki.では、成分のひとつひとつを明記し、100%天然であることに誇りをもって提供しています。


■ でもケミカルヘナってダメなの?

ケミカルヘナ=悪、というわけではありません。

実際、一般的なヘアカラーよりは低刺激なものもあり、時間がない方やしっかり染めたい方にとっては“選択肢のひとつ”です。

ただし、

  • ジアミンアレルギーのリスク

  • 頭皮への刺激

  • 髪への蓄積ダメージ

こういったリスクがあることは理解した上で選ぶ必要があります。

特にジアミンアレルギーのある方には絶対NGです。


■ 天然=安全とは限らない!植物アレルギーの可能性

「天然だから大丈夫でしょ?」と安心しすぎるのも実はNG。

ヘナやインディゴは植物の葉を粉末にしたものなので、

  • 豆科アレルギー

  • ナッツ類アレルギー

  • ハーブアレルギー

などの方には、かぶれや赤みを引き起こす場合もあります。

💡 必ずパッチテストをしましょう!
shi-ki.でも施術前に必ず確認を行い、肌の弱い方には特別なケアをご用意しています。


■ ヘナの可能性は“美しくなる力”を引き出すこと

ヘナの最大の魅力は、染めるだけじゃありません。

● 髪の内部に成分が入り込んで空洞を埋める
● 表面をコーティングしてツヤを出す
● 抗酸化作用・抗菌作用で頭皮を健やかに保つ

つまり、染めるたびに”髪質そのものが良くなっていく”のです。

しかも、使い続けるうちに

  • トリートメント不要

  • スタイリング剤いらず

  • 頭皮トラブルの減少

という、「手放すケア」が可能になっていきます。

これは、現代人の“ミニマルビューティ”の流れにもぴったりですね。


■ では、どんなヘナを選べばいいの?

選ぶときのチェックポイントをまとめました:

✅ 成分表示を確認:「ヘンナ葉」とだけ書かれているか?
✅ 染まる色がオレンジ系のみか?
✅ パウダーの香りが“葉っぱっぽい”自然な香りか?
✅ 極端に短時間で濃く染まる製品は避ける
✅ パッチテストの案内があるか

shi-ki.では、インド産の高品質なオーガニックヘナを使用しています。


■ まとめ:ヘナは“知って選ぶ”時代へ

「天然っぽい」ではなく「本当に天然か?」を見極めること。
「手軽さ」ではなく「やさしさと信頼」を大切にすること。

それが、shi-ki.が考える“本物の美容”への第一歩です。

もしあなたが、

  • 頭皮や髪に優しいカラーを探している

  • 自然なケアに興味がある

  • ジアミンアレルギーなどで悩んでいる

なら、ぜひ一度shi-ki.の【本物のヘナ】に触れてみてください。

あなたの髪が、本来の美しさを取り戻すきっかけになるかもしれません🍃


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