こんにちは、shi-ki.です。
今日のテーマは「髪の乾かし方」!
とくに、
くせ毛で広がりやすい…
前髪がどうしても分かれてしまう…
朝のスタイリングがうまくいかない…
そんなお悩みをお持ちの方に、
**「乾かし方だけで髪の扱いやすさが変わる」**という事実をお伝えしたいと思います!
今回は、くせ毛向けの乾かし方のコツ、スタイリングの基本、頭皮ケアの観点からも解説していきます🧴🌀
■ くせ毛さんは“乾かす順番”が命!
くせ毛が強く出るのは…
☑︎ 前髪
☑︎ 顔まわり
☑︎ つむじ付近の生えぐせ・分け目
この部分が自然乾燥すると、うねりや広がりが出て元に戻らないという事態に…💦
🌿対策は【乾かす順番】!
前髪・顔周りから最初に乾かす
根元に指を入れて、こするように風をあてる
指で毛束をやさしく挟み、軽く引っ張りながら乾かす
この方法が、根元のうねりを抑えるベストアプローチです!
■ 分け目や“生えぐせ”も濡れてるうちが勝負!
髪が半渇き〜自然乾燥状態になると、くせのチカラが固定されてしまいます。
だから、分け目やパックリ癖は【濡れているうちに整えておく】のが鉄則!
☑︎ 分かれやすいところは、こすりながら前に向かって乾かす
☑︎ 乾かしながら“地肌”に意識を向ける
分け目を抑えるには、「後ろから前方向」から風をあてるのがコツです。
■ ボリュームを“コントロールする”乾かし方
髪の膨らみやすい場所、ボリュームが欲しい場所、それぞれで風の方向が変わります!
🌬️ ボリュームダウンしたい時:
【上から下へ】風をあてる
頭の“ハチ”部分は後ろから前へ(斜め上からの風がベスト)
🌬️ ボリュームアップしたい時:
【下から上へ】風をあてる
分け目ぼかすためにトップは後ろから前へ、分け目を消しながら風を入れる
- 左右から風をあてるように乾かす
分け目の反対方向から風をあてるとふんわり立ち上がりやすい
このように、「乾かす方向」=「ボリュームコントロールスイッチ」なんです!
■ キューティクルを守る“正しい風の方向”
髪の表面は「キューティクル」といううろこ状の層に守られています。
このキューティクルは根元から毛先に向かって並んでいるため、
🚫逆方向(毛先から根元)に風を当てると、キューティクルが逆立ち、
👉 髪がパサついたり、ツヤがなくなる原因に…!
🌿正解は:
✔️「根元 → 毛先」に向かって風を当てる
✔️ 最後に冷風でキューティクルを締める
この“ドライヤーの向き”を意識するだけで、手触りとツヤが段違いになりますよ✨
■ 自然乾燥NG!その理由は“頭皮の菌”!?
「髪は自然乾燥派です」…という方、要注意です!
じつは、濡れた髪や頭皮は…
湿度が高く
温度もあたたかく
雑菌が繁殖しやすい
という、まさにカビや細菌の温床。
2020年の日本皮膚科学会の発表でも、濡れた頭皮を放置することによって、
「マラセチア菌(常在菌)の異常繁殖によるかゆみ・湿疹・フケ症状が増える傾向にある」
と報告されています。
👿 雑菌 → 炎症 → フケ・かゆみ → 抜け毛の悪循環…
そうならないためにも、「頭皮ファースト」の乾かしが大切!
■ 美容室帰りの“まとまり”は乾かし方の賜物!
美容室で乾かしてもらったとき、
「ツヤがすごい!」
「クセが気にならない!」
「広がらない!」
と感じたことありませんか?
それは、プロが【風の当て方・温度・順番・方向】すべてを計算して乾かしているからです。
そしてそれは、ご自宅でも再現できます。
もちろん技術は必要ですが、まずは“順番”と“方向”だけでも意識することで、
👉 スタイリング時間が短縮
👉 アイロンやコテの熱ダメージが軽減
👉 朝のセットが断然ラクになる!
と、良いことづくしです♪
■ まとめ:乾かし方は、髪質改善の第一歩!
✔ くせ毛は濡れているうちに整える!
✔ 風の方向でボリュームを操る!
✔ 根元から毛先へ乾かしてツヤを出す!
✔ 自然乾燥NG!菌・フケ・かゆみのもと!
毎日の乾かし方を少し変えるだけで、
「くせ毛だから…」とあきらめていた悩みが減っていくかもしれません。
shi-ki.では、お客様の髪質・クセ・ライフスタイルに合わせた「おうちでの乾かし方レッスン」も行っています🌿