こんにちは、shi-ki.のブログへようこそ🌿
「朝しっかりブローしたのに、午後には広がってしまう…」
「クセ毛って、みんな一緒じゃないの?」
「縮毛矯正をしたいけど、髪のタイプに合ってるか不安…」
そんな声をよく耳にします。
実は“くせ毛”と一口に言っても、形状や性質によって種類が分かれ、それぞれケア方法やスタイリングのポイントが全く違うのです。
今回は、美容のプロの目線+最新の毛髪研究を交えて、【くせ毛の5タイプ】を詳しく解説していきます!
■ くせ毛の原因はひとつじゃない?
そもそもくせ毛の原因は、大きく分けて次の3つ:
毛穴の形状(頭皮環境・遺伝)
毛髪内部のタンパク質の偏り
水分・油分バランスの崩れ(加齢やダメージ)
中でも、【毛髪の断面が楕円形や扁平になっている】と、髪がうねりやすくなります。
2020年の日本毛髪科学学会の報告では、くせ毛の形成には遺伝要因に加え、思春期〜30代にかけてのホルモンバランスの変化も大きく関与しているとされています。
■ くせ毛はこの5タイプに分かれる!
①【直毛(ちょくもう)】
くせ毛ではありませんが、基準として知っておきましょう。
毛髪の断面が丸く、ねじれやうねりがない
日本人の約30〜40%が直毛タイプ
ツヤが出やすく、スタイルが持続しやすい
とはいえ、年齢やホルモンの影響で、後天的に波状毛化することもあります。
②【波状毛(はじょうもう)】
最もよく見られる、S字にうねるくせ毛。
日本人のくせ毛の中で最多(約6〜7割)
S字カール状のうねり
湿度や乾燥でうねり具合が変わりやすい
髪型によっては“クセを活かす”スタイルも可能!
🌿ケアポイント:
「湿気対策」と「水分補給」がカギ。シャンプー後の保湿ケアと、アイロン前の熱保護が重要です。
③【捻転毛(ねんてんもう)】
1本1本が“ねじれて”生えている髪質。
髪の断面が扁平(楕円〜楕円長形)
バサッと広がりやすく、パサついて見える
傷んで見えるけど、実はダメージじゃないことも多い
毛量が多く見えることがある
🌿見た目が“傷んでいるように見える”ことから、縮毛矯正やトリートメント選定を誤りがち。ダメージとの区別が大切。
💡実はこのタイプ、低温アイロンとの相性◎で、丁寧なブローや縮毛矯正の“調整力”が試されるタイプです。
④【連珠毛(れんじゅもう)】
レアタイプ!数珠状に太さが不規則なクセ毛。
髪が“ポコポコ”と連なって見える
断面が不均一で、手触りがゴツゴツ
髪の太さが部分によって極端に違うため、断毛しやすい
日本では比較的少ないタイプ
🌿注意点:ヘアアイロンの熱ムラ、ブリーチの反応ムラが出やすいため、プロによる施術が必須の髪質です。
医学的には、稀に「毛髪形成異常症」に分類されることもあり、敏感なケアが必要なケースもあります。
⑤【縮毛(しゅくもう)】
最もクセの強い、らせん状の毛髪。
細かいカールやチリつきが特徴
見た目よりも髪が細く、ダメージを受けやすい
水分を含むと広がりやすい(湿気に超敏感)
通常のブラッシングや乾かし方でも切れ毛になりやすい
🌿注意点:
“硬く見えるけど実はデリケート”。
縮毛矯正時の薬剤選定・放置時間は特に慎重に。プレケアが命です!
■ あなたのクセ毛は“混合タイプ”かも?
実は多くの方は、1種類のくせ毛だけでなく、複数のタイプが混在しています。
例:
前髪は波状毛、後頭部は捻転毛
根元は直毛に近いけど、毛先は縮毛っぽい…など
髪質は一人ひとり違い、「スタイルに影響するクセの位置」や「ダメージの受けやすさ」も異なります。
shi-ki.では、毛髪診断+生活習慣・年齢・頭皮環境まで考慮しながら、最適なケア・スタイルを提案しています🌿
■ くせ毛に合わせた日常ケアのヒント
🌀湿気に強くするには?
→ ドライヤー後の冷風フィニッシュとセラミド系アウトバストリートメントが◎
🌀広がり対策には?
→ スタイリング前の油分コントロールと、朝の“ブロースチーム”が効く!
🌀矯正やパーマは必要?
→ 無理に抑えるより、「クセを活かすカット」でスタイリングが劇的にラクになることも!
■ まとめ:自分の髪を知ることが、いちばんの“クセ対策”
くせ毛は、コンプレックスにもなりがちですが、
正しく知れば武器になります。
タイプを見極める
合ったケア・スタイルを知る
無理に変えず、上手に付き合う
shi-ki.では、カウンセリング時に髪質をしっかり見極め、無理にクセを抑え込まない、個性を活かすスタイルを大切にしています。
「私のクセ毛、何タイプ?」
「縮毛矯正は必要?」
「クセを活かしたカットに変えたい」
そんなご相談も、ぜひお気軽にお寄せくださいね。