こんにちは、shi-ki.のブログへようこそ🌿
今回は、ちょっと専門的だけど、美容業界で急速に注目されているキーワード
「頭皮マイクロバイオーム」についてお話しします。
「マイクロバイオームって腸内環境の話じゃないの?」
「頭皮にも菌っているの?それって悪いことじゃないの?」
こんな疑問を感じた方も多いかもしれません。
実は、頭皮の菌バランス=美しい髪や健康な頭皮に直結する大事なテーマなんです。
今回は、最新のエビデンスを交えて「頭皮の菌」の存在意義や、美容ケアにどう活かせるのかを解説していきます🧠✨
🧬「マイクロバイオーム」とは?
まず基本から。
マイクロバイオームとは、
“人の体に共生する微生物(菌)たちの“集まり”のこと。
腸内細菌が有名ですが、実は皮膚・口・鼻・膣など、体表にも独自の微生物群が存在しています。
そしてそのひとつが【頭皮マイクロバイオーム】です。
🧴 頭皮のマイクロバイオーム=常在菌バランスがカギ
健康な頭皮には、以下のような菌たちが常在しています。
- 表皮ブドウ球菌(善玉菌)
- マラセチア菌(条件次第で悪玉に)
- アクネ菌(皮脂と共生) など
これらの菌は、悪いものと思われがちですが、実は頭皮環境を守る重要な存在なんです。
🌟 常在菌の役割:
✔ 頭皮のpHを整える
✔ 外部からの病原菌の侵入をブロック
✔ 過剰な皮脂の分解
✔ 炎症の抑制
つまり、「清潔にしすぎる」=「菌バランスを壊す」こともあるんです。
🧠 最新エビデンス:フケ・かゆみ・抜け毛にも関与!?
2021年に発表された資生堂の研究によると、
フケやかゆみがある頭皮では、マラセチア属菌が異常増殖している
逆に、表皮ブドウ球菌など“善玉菌”が少なくなっていることが確認されています。
さらに2022年の東京大学の報告では、
「菌バランスが崩れると、皮膚のバリア機能が低下し、炎症や抜け毛が起こりやすくなる」
という内容も。
つまり、頭皮のマイクロバイオームが乱れる=髪にとっても大打撃なんです。
💡シャンプーやケア剤が菌バランスに影響する?
近年注目されているのが、「洗いすぎによる菌バランスの乱れ」。
- 強い洗浄力のシャンプー
- 殺菌系・メントール入り商品
- アルコールの多い頭皮用化粧品
これらは一時的にスッキリしますが、必要な菌まで除去してしまうことも。
shi-ki.では、お客様の頭皮状態を見ながら、マイルドな洗浄成分+保湿重視のケアをご提案しています。
🧴 shi-ki.が取り入れている“菌バランス”ケア
shi-ki.では、頭皮のマイクロバイオームに着目し、
✔ 頭皮の炎症を抑えるシャンプーの使用
✔ 保湿バランスを整えるトニック・美容液
✔ 菌を活かすクレンジング施術(週1~2回推奨)
など、「育てるケア」にシフトしています。
🧠 頭皮マイクロバイオームを整える3つの習慣
- 強すぎるシャンプーを避け、毎日は1回までに
- ドライヤーはしっかり乾かす(菌の繁殖防止)
- 菌を育てる保湿ケア(オイルやトニック)を日常に
これだけでも、徐々にフケ・かゆみ・ニオイ・抜け毛が軽減する方もいます。
✨まとめ:菌と共に生きる、これからの“髪育”時代
「菌=敵」と思っていた時代は、もう終わりです。
これからは、菌と“共生”して育む頭皮ケアが主流になっていきます。
shi-ki.では、お客様ひとりひとりの頭皮の状態にあわせて、
「洗いすぎず・育てる」マイクロバイオーム視点のケアをご提案しています。
髪と頭皮に悩んでいる方は、まず“菌を育てる”ケア、始めてみませんか?🦠✨