こんにちは、shi-ki.です🌿
「“低刺激”って書いてあるシャンプー、実際どこが違うの?」
「pHバランスが大事って聞くけど、どういう意味?」
そんな疑問、感じたことはありませんか?
今回は、シャンプーの「pH値」と髪・頭皮の関係性について、最新の皮膚科学のエビデンスとともに、分かりやすく解説していきます。
📖そもそも「pH」って何?pHバランスが整っている状態とは
pH(ペーハー)とは、液体の「酸性」「中性」「アルカリ性」を示す数値のこと。
0〜14のスケールで、pH7が中性。
それより低いと酸性、高いとアルカリ性になります。
pH値 | 性質 | 例 |
2~4 | 強酸性 | 酢、レモン汁など |
5~6 | 弱酸性 | 健康な肌・髪 |
7 | 中性 | 精製水 |
8~10 | 弱アルカリ性 | 一部の石鹸シャンプー、カラー剤 |
11~14 | 強アルカリ性 | 漂白剤、パーマ液など |
👩🔬髪と頭皮に最も優しい「弱酸性」の理由
健康な頭皮や髪の表面は、pH4.5〜5.5程度の弱酸性が最も理想的な状態とされています。
これは、
✔ 頭皮の皮脂膜(天然の保湿バリア)
✔ 髪のキューティクル(鱗状の保護構造)
がこのpHで最も安定するからです。
特に、カラー後やダメージ毛の場合は、アルカリに傾いた状態になっているため、弱酸性に戻すケアが非常に大切になります。
⚠ アルカリ性シャンプーが招く髪のトラブルとは?
市販されているシャンプーの中には、泡立ちを良くするために**アルカリ性(pH7.5以上)**に近い処方のものもあります。
これらを使い続けると…
- キューティクルが開きっぱなしに → 枝毛・パサつき・カラーの褪色が進む
- 頭皮の常在菌バランスが乱れる → かゆみ・フケ・皮脂過多につながる
- バリア機能の破壊 → 敏感肌・アレルギー体質の人は要注意!
韓国皮膚科学会の2021年研究報告では、pH8以上のシャンプーを3ヶ月間使用した被験者に、「頭皮のかゆみ・乾燥感・炎症」が約40%増加したという結果も。
✅「低刺激シャンプー」と呼ばれる製品の特徴とは?
最近増えている「低刺激シャンプー」には、以下のような特徴があります。
✔ pHが4.5〜5.5に設計されている(弱酸性)
→ 頭皮バリアを壊さず、皮膚トラブルを起こしにくい
✔ 硫酸系界面活性剤を不使用(ラウレス硫酸など)
→ 強い脱脂力を避け、必要な皮脂を守る
✔ アミノ酸系・ベタイン系の洗浄成分を使用
→ 優しい洗浄力で髪と地肌にやさしい
✔ 香料・着色料・シリコン不使用または低配合
→ アレルギーの原因物質を排除しやすい
🧪最新エビデンス:「pH4.5〜5.5」のシャンプーが髪の強度を高める!
2023年の日本化粧品技術者会(SCCJ)の研究では、
「pH4.5〜5.0のアミノ酸系シャンプーを2週間使用することで、髪の“引張強度”と“水分保持力”がともに約15%向上」
という報告がなされています。
つまり、髪を保護しながら強く、まとまりやすい状態へと導くには、pHコントロールが不可欠なんです。
🌿shi-ki.がおすすめする「低刺激シャンプーの選び方」
チェック項目 | 理想的な状態 |
pH値 | 4.5~5.5の弱酸性 |
洗浄成分 | アミノ酸系(ココイルグルタミン酸など) |
添加物 | 無香料・無着色 or 天然精油のみ |
使用感 | 泡立ちは少なめでも、すすぎがスムーズ |
頭皮感触 | 洗いあがりがつっぱらず、乾燥しない |
🌟さらに、shi-ki.では髪質・頭皮タイプに応じたシャンプーの提案も行っています。
「カラーの色持ちが気になる」
「フケ・かゆみが出やすい」
「年齢とともに髪が細くなってきた」
そんなお悩みに合わせて、あなたにとって最適な“pHバランス”の製品をご提案します。
✨まとめ|「pHバランスの整ったシャンプー」が髪の未来を変える
✔ 髪と頭皮にとって最適なのは「弱酸性(pH4.5〜5.5)」
✔ アルカリに傾いた状態は、ダメージやトラブルの原因に
✔ pHコントロールできる低刺激シャンプーで、健やかな美髪へ
毎日使うシャンプーだからこそ、“数値”にもこだわって。
shi-ki.では、「数字では見えない髪の健康」を一緒に考えていきます。
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