こんにちは、shi-ki.です🌿
「スマホやパソコンの光って、目に悪いのは知ってるけど…髪にはどうなの?」
「UVスプレーって本当に必要なの?しかも髪に使っていいの?」
こうした声、最近お客様からとても多く寄せられています。
そこで今回は、スマホ・PCから発せられるブルーライト(可視光線)と髪の健康への関係、そして髪用UVカットスプレーの効果と正しい使い方について、最新のエビデンスとともに詳しく解説していきます。
🔍1. スマホの「ブルーライト」は髪にもダメージを与えるの?
結論から言うと、「はい、可能性があります」。
スマホやPCの画面から放たれるブルーライト(HEV光=High Energy Visible light)は、皮膚の酸化ストレスを高め、老化や炎症を引き起こすことが複数の研究で報告されています(PubMed, 2017, PMID: 28418107)。
さらに近年では、
💡「頭皮にもHEV光が影響を与え、毛包(毛の生まれる根)周囲のコラーゲンやエラスチンの分解を進める可能性がある」
という仮説が皮膚科学の分野で注目されています。
✅ブルーライトが頭皮と髪に与える可能性のある影響:
- 活性酸素(ROS)生成 → 抗酸化力の低下
- 頭皮の乾燥・バリア機能の低下
- 睡眠障害によるホルモンバランスの乱れ → 髪の成長リズムの乱れ
- メラニン生成の不均衡 → 白髪や黄ばみの原因
特に、「1日5時間以上スマホを使う現代人」にとっては、もはや髪にとっても“可視光線ケア”が当たり前の時代に入っているのです。
☀️2. 髪用UVカットスプレーの効果と必要性
「髪の紫外線対策って必要?」と思っていませんか?
実は髪の毛は、肌の3倍以上も紫外線の影響を受けやすいというデータがあります(資生堂・理化学研究所共同調査)。
🔥 紫外線が髪に与える影響
- 髪の主成分「ケラチンタンパク質」が変性しやすくなる
- キューティクルが浮き、乾燥・パサつき・色あせの原因に
- メラニン色素が分解され、白髪が進行しやすくなる
ここで重要なのが、「可視光線(ブルーライト)」もこれに近い影響を与えるとされていることです。
つまり、屋外だけでなく、屋内でも“髪のUVケア”が必要な時代になってきているのです。
1. アルコールの種類と髪への影響
🔹 短鎖アルコール(エタノール/デナチュアドアルコール)
- 即効で揮発する性質を持ち、スプレー後にさっと乾くメリットがある一方で、髪の水分と皮脂を奪いやすいため、乾燥やパサつきの原因になりやすいByrdie+2メディカルニューストゥデイ+2Color Wow+2。
- high濃度(例:10%以上)なら、髪の内部の水分を奪い、切れ毛やダメージが増加する可能性ありとされています。
🔹 長鎖/脂肪族アルコール(セテアリル・ラウリル・ステアリルアルコールなど)
- これは保湿成分としてよく使われ、髪に潤いと柔らかさを与える役割があるので、乾燥を防ぐ目的ではむしろメリットがあります。
- これらが主体のUVカットスプレーなら、髪へのダメージは少ないといえます。
2. 実際、どれくらい入ってたら危ないの?
- 低濃度(3〜5%未満)なら「髪へのダメージはほぼ無視できる」という口コミや化粧品化学者の意見も。
- 一方、10%以上の短鎖アルコールが継続的に使われると、髪の乾燥や強度低下が懸念されるという研究報告ありbattleborngrooming.com+15sciencedirect.com+15Color Wow+15
3. UVカットスプレーで“アルコール乾燥”を避けるには?
ポイント | 推奨される対策 |
成分表記 | 「エタノール」含有量が10%以下のもの。 |
主成分 | 脂肪族アルコール主体の製品を選ぶ(保湿重視)。 |
使用頻度 | 毎日よりも外出時や紫外線強い日だけ使う。 |
併用ケア | 使用後は**アウトバストリートメント(保湿オイル)**を。 |
タイミング | 洗髪し翌日には軽く補修ケアを。 |
4. エビデンスからみる安心ポイント
- 医療用などの局所塗布製品に含まれるエタノールは、皮膚からの吸収や慢性毒性の報告はなく、アルコールによる毛根への影響も確認されていませんByrdie+2Byrdie+2Color Wow+2。
- 髪へのアルコールダメージの主因は乾燥によるケラチンの脆弱化であり、水分維持と適切な使い方で対策可能です。
5. shi-ki.からのおすすめUVケア術
- 低濃度+脂肪族アルコールベースのUVスプレーを選ぶ。
- 使用後にオイルトリートメントなどで保湿して潤いを閉じ込めて。
- 帽子や日傘と組み合わせて、使用量自体を最小限に。
- おうちケアでは栄養系トリートメントやセラミドなどで水分バランスを持たせる。
✅ 結論:使い方次第で“髪守るUVケア”にできる!
- 短鎖アルコールだけを高濃度で使うのは×。髪は乾燥しがちになります。
- 適切な濃度・成分選び+補修ケアをセットにすれば、UV対策と髪の健康は両立可能。
shi-ki.では、髪にやさしい成分設計と使い方提案を重視しています。
shi-ki.では、髪と頭皮に本当にやさしいUVケア製品のご提案や、成分表の読み解き方のアドバイスも行っています✨
「どのスプレーがいいの?」「この商品、成分的に大丈夫?」など、お気軽にご相談くださいね。
光ダメージに負けない、美しい髪へ。
今日からはじめるUV&ブルーライトケア、ぜひ一緒に始めてみませんか?
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